新専門医制度の施行に合わせて、JEDへの登録実績を持って、専攻医の経験実績登録とする方針が打ち出され、2017年の日本消化器内視鏡学会 評議員会において、『2020年4月から全国の日本消化器内視鏡学会指導施設に対してJEDへの対応を義務付ける事』が採択されました。
背景
新専門医制度の本質というのは、『厳格な資格認定と専攻医教育、及び生涯教育制度の確立』であり、日本消化器内視鏡学会としても、日本の臨床文化であり、海外をリードするコンテンツである内視鏡診療を存続、確立するために新専門医制度に準じた整備を行う事となりました。
日本消化器内視鏡学会専門医を取得する為には、下記の症例経験が必須となります。
- 上部消化管内視鏡 1000例
- 下部消化管内視鏡 300例
つまり、この経験を証明した上で、専門医試験の受験資格が得られます。

これらの証明手段としてJEDへの登録実績を持って、
専攻医の経験実績登録とする事が決定されました。
JEDデータと新専門医制度への対応イメージ

各施設から提出頂いたJEDデータは、主実施医、副実施医、検査項目、診断名の4項目のみを切り出し業績管理サーバーへと蓄積されます。
新専門医制度に対応するために必要なのは、これらの4項目のみであり、かつ、専門医取得だけを目的とする為、上部消化管と下部消化管の検査のみが抽出されます。
指導施設におけるJED対応義務化における移行期間 猶予措置対応について
2020年4月に間に合いそうにないと予想されます御施設様はこちらのファイル をダウンロードの上、必要事項を記載し、以下宛先に郵送頂きたく存じます。
《宛先》
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-1
新御茶ノ水アーバントリニティビル4F
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
JED-Project 宛
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-1
新御茶ノ水アーバントリニティビル4F
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
JED-Project 宛